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「焼酎を変革して、焼酎を通じた体験を変革していく」焼酎の可能性を再定義していく中で、より味わいや旨味を引き出すことのできるものは何か?を突き詰めていきました。1つのヒントとなったのは、ウイスキーやブランデー。世界的に価値を高く評価されているウイスキーやブランデーに共通するもの。それは、「蒸溜」と「貯蔵」です。この2つを焼酎で徹底的に突き詰めていった結果、高度数「58度」の原酒に出会いました。それが、「世界に誇れる本格むぎ焼酎づくり」を掲げ、焼酎の価値創造を突き詰めている福岡県の天盃にわずか240ℓだけ貯蔵されている58度の原酒だったのです。
本格焼酎は法律でアルコール度数45度以下と定められています。この58度での商品化は数々の大きな壁を乗り越えて実現しました。2011年に製造した原酒のうち、特に完成度が高かった4本の仕込みの一部を58度という高いアルコール度数で貯蔵をしました。45度以下で「本格焼酎」という表記で商品化することも検討しましたが、原酒のありのままの姿をお伝えすべく、スピリッツという品目での商品化になりました。
製造
世界的に価値が高い洋酒の世界では、複数回蒸溜が当たり前です。焼酎は1回蒸溜が基本ですが、それでは凜和は生み出せません。複数回蒸溜に意味を見出し、『凜和』は世界に1つしかないオリジナル蒸溜器を用いて、常圧2回蒸溜しています。1台の蒸溜器で2回蒸溜するのではなく、1回目と2回目は違う蒸溜器です。なぜ、オリジナルの蒸溜器で2回蒸溜するのか?たくさん理由はありますが、凜和のこの香り/味わいを生み出すために、必然であった高度数での熟成のためであります。
前述した世界のスピリッツ(ウイスキーやブランデーなど)おおよそ60度以上のアルコール度数で長い歳月、熟成されます。しかし日本の本格焼酎は、45度以上で熟成されることはありません。熟成の条件の一つとして、貯蔵年数以外にも、高いアルコール度数が重要な要素と考え、高度数(ハイプルーフ)での熟成を試みました。凜和は、2回蒸溜によって生み出された58度原酒をそのまま甕で熟成させることにより、甕そして「熟成」という概念そのものを最大限引き出すことに成功しました。
【ストレート】まずはストレートで、舌の上に優しく乗っけるように少量を口に含み味を感じてみてください。(グラスはショットグラス、グラッパ・ブランデーグラスを推奨)
【トワイスアップ】さすがにアルコール強いと感じる方には、トワイスアップをお勧めいたします。凜和と同量の天然水(常温)を注ぎ、完成です。ストレートとはまた違った香りがグラスから立ち昇ってきます。
※トワイスアップ:グラスに焼酎を注いだ後、焼酎と同量の常温の水を注いだ飲み方。ロックや水割りのように氷を使わず、水も常温のものを使うので、温度を下げすぎたり、氷が溶けて味が変化することがありません。
サチホゴールデン(佐賀産)はるしずく(福岡産)
天盃式蒸澑(常圧2回蒸澑)
1898年(明治31年)創業。「世界に誇れる本格むぎ焼酎づくり」を掲げ、代々焼酎づくりを続けています。 日本で初めて大麦100%の本格焼酎を造った蔵元。本格焼酎の地位確立のため2002年施行の法律「本格焼酎の定義」づくりに身を賭したことでも知られている。 本格焼酎の価値を高めるべく、福岡・佐賀県産「二条大麦」だけを使用し、白麹、吟醸酵母にて低温仕込み、独自開発の蒸留と、独自の醸造・蒸溜を行っています。芳醇な麦の風味と、熟成の旨みが際だつ風格ある本格むぎ焼酎を造り続けています。代表銘柄はクラフトマン多田。
※商品は製造元ではご購入いただけません。ご注意ください
凜和-RINWA-
長期熟成の良質なウイスキーは高いアルコール度数でも驚くほどまろやかで飲みやすかったりしますが、焼酎でここまで上質なアルコール感を味わったのは初めてでした。 どこまでも広がる奥深い味わいで、他の蒸留酒に負けない力強さがある一方で、原料由来のクセのようなものが全く無く、メチャクチャ飲みやすいです。勿論、水のようにスルスルと飲めてしまう、というわけではないですが、凜和にはいつまでも飽きずに飲んでいたくなるような魅力があります。
色々な焼酎を呑んできたけど、どのジャンルにも当てはまらない全く新しい焼酎。 いい意味でも悪い意味でも、期待を裏切られる焼酎。 是非、一度は体験したい代物です。
ありがとうございます。あの後、届きました。 早速、ワイングラスで頂きました。 メスカルのような強烈なインパクトが、麦とは思えないほど深さと薫り立って、ビックリです。