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JDS ホワイトラベル
SIGNATURE BLEND

JDS ホワイトラベル

JDS初となる定番商品

¥5,940(税込)

¥5,940 (税込)

樽熟成焼酎(ダークスピリッツ)を専門とするJDSがつくる焼酎のアイデンティティである、「食中酒」に向き合った麦焼酎〈JDS ホワイトラベル〉。

樽熟成の個性豊かな原酒を軸に、フルーティーで円熟した長期熟成の減圧蒸留原酒をブレンド。さらなる立体感を引き出すため「クリスタルクリア」を合わせ、調和を追求しました。バナナ、バニラ、カスタードクリームなどの軽やかな香りと透明感、そして甘美な熟成香が折り重なり、やさしくも複雑な風味を描き出しました。

◆飲み方

・ソーダ割り
このボトルの軽やかな爽やかさとキレの良さが一番わかりやすく出る、軽快な飲み方。炭酸によって甘みが引き締まり、ドライでクリアな印象に仕上がる。気軽に飲めて、食事の始まりにリズムをつくってくれる、テンポ感ある一杯。
おすすめ比率:1:3〜1:4(原酒30ml:ソーダ120〜150ml)

・ロック(or ストレート)
最もダイレクトに個性を感じられる飲み方。氷がゆっくり溶けるにつれて、樽熟成由来の甘やかさと、バナナやバニラを思わせる香りが静かに開いていく。食事の後半や、料理の余韻とともに楽しむ一杯におすすめ。

・水割り
JDSホワイトラベルで目指した「食中酒」としての魅力が最も際立つ飲み方。主張しすぎず、それでいて存在感はちゃんとある。透明感がより引き立ち、口当たりは一層なめらかに。冷やしてマティーニスタイルでも◎。和食全般や焼き鳥、肉料理とも無理なく溶け込み、食事に寄り添う最高の相棒と化す。

・お湯割り
温度が上がることで、バニラの香りと優しい甘みがふわりと立ち上がり、ほっこり落ち着いた印象に変身。個人的に、樽熟成焼酎の真髄はお湯割りにこそあると思っているので、ぜひ一度試してほしい。もちろん寒い季節には問答無用で。

Tastes

色合いは淡いゴールドで、樽熟成焼酎を食中酒として成立させるため役割を物語る。立ち上がりはバナナ、バニラ、カスタードクリームの軽やかな甘い香り。そこに樽由来の柔らかな熟成香が折り重なり、口当たりはなめらかでクリア。中盤から穀物の香ばしさとスパイシーが輪郭を与え、余韻はやさしく長く続きます。ソーダで軽快に、水割りで最も食事に寄り添い、ロックやお湯割りでは熟成の奥行きが静かに開く。

Product Spec

製造者:ゑびす酒造 *ロットによって原酒の割合変更
ブレンダー:橋本啓亮
アルコール分:40%
種類:本格焼酎
原材料:麦(九州産、米麹)(※ロットによって変更)
ブレンド:樽熟成原酒(常圧)+長期タンク熟成原酒(減圧)+クリスタルクリア(ブレンド)
ボトリング本数:通年出荷
内容量:700ml

背景
この一本の構想は、実はかなり前からあった。JDS(Japanese Dark Spirits)を本格的にスタートさせた、2023年12月リリースの「23年熟成 A.O. 2000 NIKKEI」や、2024年1月リリースの「28年熟成 A.O. 1995」あたりから、すでに着想があり商品開発に取り掛かっていた。

これらの限定商品は、オンラインストアのお客様にはもちろんのこと、和食・鮨屋や高級レストランのソムリエなどからも大変高い評価をいただいていた。しかし、限定商品ゆえに供給量の制約とどうしても高単価という課題があり、特に飲食店を中心に「知ってほしいので、気軽に提供できるものが欲しい」という声に十分お応えできないジレンマを抱えていた。

また、限られた数量と、熟成年数から来るスペックが前面に出た販売形態となっていたことで、どうしてもコレクション的に購入される傾向が強かった。それ自体も嗜好品たる酒の一つの愉しみ方だと重々理解しているが、単純に飲まれて消費されていないという問題もあった。

そうして気軽に手に取れる価格且つ通年出荷できる、JDSのシグネチャーを造るを決め、2024年1月から商品開発を開始した。当初は「3〜6ヶ月でのリリース」を目標にしていたが、「JDSとは何か」「定番商品で体現すべき価値とは」という根源的な問いへと向き合わされることになった。味わい、コンセプト、価格設計、提供シーン。そのすべてを考慮し、JDSらしさをどう宿すか。誤解を恐れずに言えば、自分自身が酒類業界、そして焼酎を熟知しすぎているがゆえに、「自分(JDS)がやる意味」を過剰なほど求めてしまい、妥協を許せなかった。試作と開発を幾度となく重ね、気づけば当初計画から一年半以上が経っていた。ただ、その時間は、JDSの“定番”にふさわしい一本を磨き上げるために必要なプロセスだったと、今では思っている。

こだわり
JDS、株式会社SHOCHUX、そして創業者である私の原点は、突き詰めるととてもシンプルであり、それは焼酎の魅力を一人でも多くの方に知っていただくことにある。その想いを原点に、樽熟成の焼酎で中心に構成したJapanese Dark Spiritsというブランドを立ち上げた。ただ一口で「これが焼酎なのか」「概念が変わった」という驚きをお届けし、焼酎の世界を知ってもらうこと。これまでにいただいてきた数多くのお声は、まさに狙い通りであり、新たな入口を開き、焼酎愛飲者を増やすきっかけになると確信している。だからこそ、JDSの定番商品〈ホワイトラベル〉では、そのJDSらしい「焼酎の入口を作る」というミッションに真正面から向き合い、向き合わされた。

自分自身は「飲みやすい」という言葉がチープで、芯のない表現にもなり得るため、あまり使用しないように心がけている。ただ、この商品においては、樽熟成原酒の風味を定番商品として成立させながら、美味しさはもちろん、JDSらしい入口として、いかに飲みやすくするか、そして価格面も考慮する。このバランスが非常に難題であった。もちろん、ブレンド原酒の選定段階から一切妥協せず、納得に至らない場合は、自分たちで新たに造るという選択を取った。実はその過程で生まれたのが、2025/1に発売した「クリスタルクリア」になる。伝統的な減圧蒸留という手法を再解釈し、テキーラのクリスタリーノから着想し、樽由来の豊かな甘さと爽やかな清涼感を併せ持った原酒になり、それをブレンドすることによって〈ホワイトラベル〉の土台を支えるキーパーツとして機能している。(これはめちゃくちゃ原価がかかっている)入口でありながら、奥行きを失わないこと。ソーダ割だけでなく、クラシックな水割りやお湯割りにまで対応できる酒質であること。これをJDSらしさと定め、シグネチャーである〈ホワイトラベル〉を生み出した。

造り
焼酎には「色規制」が存在し、その名の通り、色をつけてはいけないという規制がある。我々のお客様はすでにご存知の方も多いと思うが、酒税法上、樽熟成によって色が濃くなった私たちの商品は、焼酎として販売できず、スピリッツ(ウォッカ)扱いになる。

一方で、この色規制の範囲内で表現される、淡い色合いを持つ樽熟成焼酎は、世界のスピリッツに置き換えれば、テキーラのレポサドやラムのゴールドに相当する、ミドルレンジの熟成カテゴリーと捉えることができる。

そしてこの淡い色調こそが、蒸留酒でありながら食中酒として成立する、焼酎の重要なアイデンティティと深く結びついている。樽の風味が前に出すぎることなく、麹由来の旨味や原料の個性が程よく残る。そのバランスが、食事と自然に寄り添う味わいを生み出している。

この色規制内で樽熟成を表現する方法は、3つある。
1. 濾過によって色を調整する方法
2. 色が付く前に数年で樽から払い出す方法
3. ブレンドによって全体の色調と味わいを設計する方法

「JDS ホワイトラベル」は3つ目のブレンドを採用している。パートナーが保有する数百樽の原酒から選定し、土台となる樽熟成原酒をブレンド。そこに減圧蒸留による長期タンク熟成原酒、さらにクリスタルクリアを重ねることで、全体に滑らかさとキレが加わり、各要素が車輪のように機能し合い、フルーティーさと食中酒としてのバランス、そしてどんな飲み方にも対応できる酒質を成立させている。その比率や考え方は、モルトとグレーンから成るスコッチウイスキーのブレンデッドに、大きな影響を受けている。

また、このブレンド設計は「再現性を持って量産できる」という、定番商品として重要な観点から製造している。複雑な味わいを保ちながら、同じクオリティを安定して届けること。これこそが、ブレンドという工程において最も難しく、同時に最も重要な部分である。

樽熟成焼酎に限らずだが、焼酎はもっとブレンドという世界の酒ではもっとも重要の一つとされている工程(スキル)に注目した方が良いと思っている。ぜひ熟成という時間が生む奥行きと、私たちの思想が交わったこの一本をぜひ味わってみてください。

マスターブレンダー 橋本

JDS ホワイトラベル

¥5,940 (税込)

予想を上回る人気につき

現在ジャパニーズダークスピリッツとして
販売する限定商品は大変好評を頂いており、
販売開始後、数分で完売する状況が続いております。

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